LUNA SEAが教えてくれた音楽たち Vol.2

私だけかもしれませんが、LUNA SEAとGuns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼス)を比較する意見をよく聞きます。

 

音は別に似てないし、個人的には「ふーん……」って感じなんですが、メンバーのスター性とかが近い印象を与えるのかもしれません。

 

とりわけJは、ガンズをフェイバリットバンドに挙げていますし、ダフやスラッシュなどメンバーとも交流があります。

 

今回紹介するのは、そんなGuns N' Roses(ガンズ・アンド・ローゼス)のアルバムです。

 

APPETITE FOR DESTRUCTION

なにはともあれアペタイト。派手なリフ、絶妙な横ノリがやっぱり他のL.Aメタルバンドとは格が違いますね。

ロックアルバムって、もう最初の一音がなった時点で完結してしまうような強烈な「匂い」を感じるときがあるんですが、このアルバムはそうしたロックの匂いがプンプンしてます。

 

ガンズのメンバーって上手くもなんともないんですが、

ギターもベースもドラムもボーカルも、気持ちよければもうそれで最高!って感じ。

 

ちなみに、非常に空耳ネタが多いアルバムでもあります。

ハードロックとかメタルって空耳と相性がいいんですよね。

非常に高いテンションでありえないワードを言うところがw

 

 

 

 

USE YOUR ILLUSION 1・2

アペタイトから4年後の1991年には、フルアルバムを2枚同時リリースしました。

ファーストが超高評価だっただけにハードルが高かったようです。

2枚合わせると3時間超というボリュームですが、やはり少し完成度が低いという評価を受けています。

 

ただ私はファーストより好きです。

ドラムがスティーブン・アドラーからマット・ソーラムに変わったことにより、非常にタイトになりました。

ファーストの横ノリも魅力的ですが、これは好みの問題かもしれません。

 

単なるバッドボーイズ・ロックンロールにとどまらない曲も収録されています。

 

Paul McCartney & WINGSのカバー「Live and Let Die」は原曲に忠実ながら、ガンズならではのテンションが封じ込められています。

「Novenber Rain」はガンズ屈指の名バラードですが、とにかくPVがカッコイイ。

アクセルが弾くグランドピアノの上に乗るスラッシュは、まさしくギターヒーローです。

 

 

 

***

 『CHINESE DEMOCRACY』以降はちょっとわからないのですが、

1stと2ndのころのガンズはやっぱりカッコいいし、十分音楽的に語る意味はあると思います。

キャラ立ち以外にLUNA SEAとの共通点は感じませんが……少なくとも初期のJソロなんかでは、「ガンズみたいな音像を目指してたのかな?」と思わせる部分はありますね。

何にせよ、間違いなくロックのレジェンドです。

来日公演行きたかったー。