LUNATIC FEST(ルナフェス) 2018 第二弾ラインナップ発表は「BRAHMAN」
土日だと12:00発表なんでしょうか?www
今日は広島公演なので、まさか開演間際に発表したりはしないだろうと思っていましたが……。
さて、すでに多くの方がご覧になったはず。
ラインナップ発表がアナウンスされていた本日、
公式ホームページには特徴的な「梵字」のロゴが踊りました。
日本を代表するジャパニーズハードコアパンクバンド「BRAHMAN(ブラフマン)」の登場です。
ヴィジュアル系とはカウンターのシーンにいた
BRAHMANは1995年結成。
サウンドとしてはメロコアに民族音楽を取り入れたオリジナリティが評価されています。
国内では90年代後半に盛り上がっていた「メロコア」シーンのバンドとして認識されており、いわゆる「AIR JAM(HI-STANDARDを中心に企画されたラウド・パンク系のライブイベント)世代」のバンドです。
LUNA SEAは同時期、良くも悪くも「ヴィジュアル系」というシーンで活動しいました(少なくともパブリックイメージはそうだったはず)。
私は当時もバリバリのロックキッズでしたが、お互いのシーンが交わるようなことはなかったと思います。
TOSHI-LOWというカリスマ
もう少しBRAHMANの個性について触れさせていただきます。
同じシーンにカテゴライズされているバンドに比べると少しストリート間が薄く、
非常にストイックな印象です。
中でもTOSHI-LOWはメンバーの間でも「鬼」と呼ばれるほど、強面。
フロントマンにふさわしいカリスマを有しています。
個人的には、
中国・北京で行ったライブで、観客のヤジやモノの投げつけが続くなかライブをやりきった映像が非常に印象的です。
LUNA SEAとのつながりは震災以降か
BRAHMANの活動スタンスは、2011年3月11日に起きた東日本大震災以降大きく変わりました。
それまでライブではストイックに沈黙をつらぬいていたTOSHI-LOWが、災害を境にMCでメッセージするようになります。
また、個人的な災害援助も積極的に行っているようです。
叙述したとおり、LUNA SEAとはカウンターのシーンにいたBRAHMANですが、交流が始まったのはこのころからかもしれません。
もちろん、お互いの存在は以前から知っていると思いますが、特にSUGIZOとTOSHI-LOWの間では、各メディアのインタビューでお互いの名前が出るようになります。
支援イベントで行なわれたトークショーでは、こんなメンツが。
TOSHI-LOW, Tokiko KATO, Ryuichi SAKAMOTO & SGZ @ Peace On Earth on 3/8. pic.twitter.com/5c5Xwn5BPy
— SUGIZO (@SUGIZOofficial) 2014年3月9日
SUGIZOのソロ最新ALにはTOSHI-LOWが参加していますね。
lunaticismy2ndname.hatenablog.com
最近ではJのラジオにTOSHI-LOWがゲスト出演しています。
地蔵はやめたほうがいいという説がありますよ!
私はBRAHMANのライブを見たことはありませんが、出身シーンにふさわしくゴリゴリという話です。
次の出演バンドのために前列で待機する「地蔵行為」をルナフェスのブラフマンの出演時に行うと、痛い目を見るかもしれませんよ!
まぁ、もとよりピースフルな雰囲気のフェスではありませんが……。
トラブルは起きてほしくありませんね。
まぁ、少なからず何かしら燃えるだろうね!
冷ややかな目で見ることにします。
***
私がキッズのころは、もともと違うシーンにいたバンド。
互いのシーンを批判する声も少なくなかったと思います。
しかし年月は、あるいは皮肉にも災害は、LUNA SEAとBRAHMANを近づけました。
今回の共演、熱くならずにはいられません。